人間ドキュメント恋愛下手なオトコたち
vol.20
決して人並みはずれてモテないわけではない。
しかし、なぜか恋愛を成就できないオトコたち。
そこには恋が上手くいかない理由があるはず。
そんな恋愛下手なオトコたちの告白を通して、
上手くいかない恋愛の原因を探る。
惚れた女性にさんざん貢いだあげく……
女性に粗末に扱われる男2
前回、「バレても平気な見え見えの嘘を吐くな!」とキレまくっていた山本博さん(30歳・仮名)。彼の悩みはどんなに女性に気を遣って優しくしても、感謝されるどころか、逆に女性に粗末に扱われてしまうこと。さらには、こんな仕打ちも……。
「以前、いいなと思っていた女性がいてアタックしてたんですけど、その女性には酷い目に遭いましたねー。ずいぶん貢がされたものです。しかも、結局恋愛は成就できなかったという」
まあ、その程度のことはよくあるんじゃない?
「そうですかねえ?デートは毎回、勘定は僕が持つのは当然として、会うたびにバッグやら洋服やら買わされたりしましたけどね」
ちょっと金のかかる女性だと思えば、別に腹もそんなに立たないんじゃ……。そんな女に惚れちゃった自分を恨むべきだと思うよ。
「いやいや、僕だってそれだけじゃ腹も立ちませんよ。好きな彼女のためだったら、お金なんて惜しくないですからね」
じゃ、何の問題もないじゃん。
「ただ、彼女って給料が安くて生活が厳しいからということで、僕が毎月生活費を補てんしてあげていたんですよね。何か、その辺から雲行きが怪しくなってきたんですけどね」
あー、確かに、それはうさん臭いねー。
「そうなんですよ。そんなに生活苦しいように見えなかったんですけどね。それに彼女って実家でしたし」
実は実家が貧乏だったとか?なんてことはないか。
「あと、デートをするのはいつも平日のアフター5で、ご飯も食べるだけで、2人で一緒にいるのは1時間ぐらいなんですよね」
それってご飯、タカられてるだけじゃん!
「あと、ショップの前で待ち合わせして、洋服を買ってあげただけで、そのままバイバイということもありましたね」
いいようにあしらわれてるねー。ていうか、なぜ土日はデートできないの?
「具合が悪いとか、資格試験の勉強があるとか、親戚の冠婚葬祭とか、いろいろ理由をつけるんですけど、まあ、露骨に嘘でしたね」
また、バレバレの嘘を吐かれてるんだ。懲りないねー。
「まあ、それぐらいだったら、慣れっこなんで我慢できますけどね。許せないのは、僕が補填して上げていた生活費の使い途なんですよ」
当然、生活費になんて使われてなかったわけだよね?洋服やバッグ代に消えちゃった?それとも何か別の遣い途が?
「実は、彼女には好きな男がいて、僕が援助した生活費をそのまま男に貢いでいたんですよ。僕が買ってあげたバッグとか腕時計なんかも質に入れて、金に換えて貢いでたんですよね(泣)。あとで、彼女の友人に聞いたんですけど、彼女ってけっこう尽くすタイプで、男によく貢いでは捨てられてるそうなんですよ」
つまりは、山本さんと同じタイプだということだね。そんな同じようなタイプの女性に粗末に扱われる山本さんって……、悲しすぎる。
「そうなんですよ。男に粗末に扱われる女にまで、粗末に扱われる僕って何なのか、と」
う~ん、「究極の恋愛弱者」っていうところでしょうか。同じようなタイプなんだから、山本さんの心の痛みをわかるはずなのにね。強者に食われる弱者が、さらに自分よりも弱い者を食っちゃうという……、何だか仁義なき恋愛模様だよね。でも、山本さんがそこまで女性に粗末に扱われてしまう原因とは何だろうか。次回はその辺について検証してみたい。
サンマリエ株式会社
このページ上に表示される内容、あるいはリンク先の記事内容はマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
(c) SUNMARIE CORPORATION All Rights Reserved.
