恋愛相談

恋って、満たされる反面、どうしようもない切なさや悲しみを味わうものです。
ここでは恋愛のプロが、あなたの恋の悩みに対し、
「問題」を「希望」に導くヒントや、恋愛力がつくアドバイスをお伝えしています。

Vol. 48

恋愛ができない!のです

 はじめまして。以下のことで悩んでいます・・・
 出会いサイトや、結婚相談所等いろんなところを試しているのですが、恋愛が出来ないのです。
 こっちが気に入ったとたんに向こうが引くのです。ここのところ、この繰り返しなのでもう滅入っています。どうしたらいいのでしょうか?普段出会いが多いわけではないので......。今になっては(30歳)あきらめるという手段しかないのかと思ってます。どうしたらいいのかわかりません。よろしくお願いします。

 このご時世、恋愛ができないというのは辛いですね。でも、これが江戸時代や明治時代なら普通のことですよ。当時は、結婚はしても、恋愛はしない人なんてごろごろいましたもの。とはいえ今は江戸時代じゃないんだから、そんなことは慰めになりませんよね。
 それにしてもあなたの面白いところは「結婚」にはあまりこだわりもなさそうなのに、「恋愛が出来ない」と悩んでいる点です。この手の相談では、彼が冷たいとか結婚話を避けるとか、恋愛をクリアした人が、その後のことを悩んでいるケースが多いものだと思っていたら、それ以前に恋愛そのものが「出来ない」と言うあなた。恋愛はしようと思って出来るものではなくて、気づいたら自然にしているものだと思うのですが…。
 あなたの悩みは「友達が出来ない」というのと同じで、なんだか力みが感じられます。私の知人にも「自分が気に入った人に限って振り向いてくれない」とこぼす人がいますが、そういう人はえてして自分自身をわかっていないことが多いものです。だから自分と合わない人ばかり好きになってしまうのです。ある程度、自分を見極めた人なら、そうそう照準は狂わないものです。なので、まずは「恋愛しよう」という思いを捨ててみてください。そして「あなたが気に入った」人にアプローチする前に、「あなたを気に入ってくれた人」と、まずは友達づきあいしてみては? で、自分のどこが気に入ってくれたかそれとなく探りを入れてみたら、自分を知る一歩ともなり、それが自信につながって、恋愛体質に変身することも可能かもしれません。いずれにしても30歳であきらめるなんて早すぎますよ。

回答者プロフィール
大塚ひかり
古典エッセイスト
1961年横浜生まれ、中学生の頃から漫画を読むように古典を読み、 早稲田大学で日本史学を専攻、失恋と失業の苦悩の日々を経て、古典三昧の生活へ。著書に『源氏の男はみんなサイテー』(マガジンハウス)、『「ブス論」で読む源氏物語』(講談社+α文庫)、『太古、ブスは女神だった』(マガジンハウス)、『カラダで感じる源氏物語』(ちくま文庫)など。 最近では『いつから私は「対象外の女」』 (講談社)等、古典とは離れたものも手掛けている。

サンマリエ

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